札幌日本大学高等学校IBコースでは、Group1としてJapanese A literature、というものを採用しています。HL(High Level)かSL(Standard Level)か選択します。
日本の教育では、国語と言われたら「漢字学習」「読書感想文」「古文漢文」などを思い浮かべると思います。しかし、このJapanese A literatureはそのような学習とは全く異なります。
まず、我々はこの教科で教科書を用いません。supervisor(先生)が選別した約10~14冊の本、「変身」「棒になった男」などを、1年生の1月から、3年生の11月までの1年10か月を通し、深く分析し、「筆者の伝えたいこと」を読み解くだけではなく、自分たちが感じたことや作品の存在意義なども考えていきます。
また授業の雰囲気も、従来の日本教育では、先生の話していることをひたすら聞いてノートに書いていく、のような形式でしたが、Japanese A literatureではクラス全員が積極的に参加するディスカッションがメインで進められていきます。
