Core科目。それは、IBのすべての中心といっても過言ではないほど重要な要素になっています。
IBは、Core科目と6つのGroupによって構成されており、CoreというのはすべてのGroupに関わっており、Core科目を疎かにしてしまうとすべての教科に支障が出ます。
Coreと聞かれておそらくほぼすべての方が「なにそれ?」と感じることでしょう。このCoreというのは3つのものによって形成されています。
- TOK
- CAS
- EE
これだけ言われたとしてもわからないと思うので、詳しく解説していきます。
①TOK
この教科はTheory of Knowledgeの略称で、「知とは何か」を追求していく科目です。
例えば、「自分の受けてきた教育の中で、どのような知識が優先されてきて、どのような知識が優先されてこなかったか。また、それはなぜか。」のような問いです。これをクラスのメンバーで議論し、自分の知識の領域を広げていくのが、TOKの狙いです。
哲学、倫理のように思えるかもしれませんが、TOKはその両者とも異なります。
②CAS
これは、Creativity, Activity, Searviseの頭文字を取ったもので、自発的に行動し社会に貢献できるような人材になるために行う活動です。
例えば、ごみ拾い大会への参加・イベントの開催(主催として)・環境問題解決への啓発にSNSへビデオの投稿などがあげられます。実際に我々が動画投稿しているチャンネルはこちら↓
www.youtube.com/@teen_clean_team
ただただ、勉強だけをしてればいいというわけではないのですね
③EE
これはIBのCoreを除く、6つのGroupのうちHigh Levelを取っているものから1つ選択して書く論文のことを指します。(High Levelって何のこと?と感じた人は各Groupの説明ページをご覧ください)
量としては3200文字以上と、日本の教育を受けている方からすれば少し多く感じるかもしれません
イメージとしたら、大学の卒業論文のようなものです。